CODA DESIGN　建築事例_index

計画地は眼下に公園と戸建て住宅の街並が広がる高台のロケーション。隣家から一段上がりの敷地は庭をはさんで眼下の建物と距離をおくことで、視線を気にせずリビングのパノラマウィンドウから庭いっぱいに広がる植栽を、さらに掃き出し窓を一歩庭へ出ると広島市内を一望する抜群の眺望を楽しむことができる。

3区画の分譲地の1つに建つシンプルな形の家。プラン検討段階では両サイドの土地の建築が始まっておらず、建築士は近隣の様子や敷地の特徴・方角からこれから建築されるだろう隣家の計画を予想し土地を読み解きながらプランニングに入った。大きく開いた南面以外は周囲をぐるりと住宅に囲まれ高低差もある土地だが、建築士がデザインと暮らしやすさをバランスよく設計し豊かな暮らしを実現した。

計画地は郊外にある木々が生い茂った広大な敷地。400坪を超える敷地は建築計画には充分な広さがあったが大木が敷地一杯に広がり家づくりは生い茂った木々の伐採から始まった。一般的にみると充分すぎる大きさの土地の住宅プランは、騒音やプライバシー、日当たりなど考慮すべき項目が少なく容易に思われる。しかし、制限がなくどのように建物を配置するのか敷地全体をどのように使い活かしきるか、設計士の本領の見せどころとなった。

建築士が居住者と来客の双方にとって居心地の良い職住一体の住宅を提案したプラン。暮らす人の為にプライバシー確保が必須なのは言うまでもないが、プライベート空間を守ることに固執し、来客を拒絶した空気を感じさせないよう努めることも必須である。内と外だけでなく家族間の距離感も含め境界線について建築士なりに再定義した新たな形式の事務所兼住宅となった。

目の前に穏やかな瀬戸内の海と行き交う船が臨める場所。ご夫婦がこの土地に決めた最大の理由である“海の眺望”を敷地や住宅に取り込むことで、日常的に海を感じられる空間をご提案。内外の一体感を高め、住まいに居ながら自然を感じる心地よい場は周辺環境を十分に生かした建築家ならでは設計となった。

「house」を敷地に適切に配置することにより、3つのバンドを作り出した。第一バンドは周辺環境に開く内部空間。第二バンドは周辺環境に開く敷地内の外部空間。第三バンドはこれらと呼応するパブリックであるがプライベート的に享受できる空間。桜バンドは公園に付随する常に生活の中にイメージされる一瞬であり永遠の空間。これらのバンドと生活が連動し日々の楽しい生活ができる「3バンド_桜_house」である。

少し坂を上る団地ならではの展望の良さを存分に生かしたプランニング。LDKのみならず、2階にも景色を楽しめる書斎がある。家族の変化にも自由に対応できる間取りで、変化も楽しみの一つ。小上がりの和室は足がおろせる掘りこたつ。ご両親が泊まる時には段差を無くして布団が敷けるようになっている。

敷地の高低差を最大限利用し、2階に玄関とリビング、1階へ下りていくプランニング。道路の反対側は人が立ち入れない緑が広がる敷地で、玄関を入った瞬間目の前に広がる開放的な景色で、外からの目線も気にせず過ごせ、明るく日が差し込む家族だけの空間に。大工さんによる収納力抜群の造作家具で、五角形の書斎のデッドスペースがなくし、趣味を楽しむスペースが生まれた。

目を魅く大きな窓がアクセントの家。南側にL型に設置した大きな窓から光をたくさん取り入れられ家全体が明るい。その窓側には階段を設置したが2階リビングのため、外部からの視線を気にせず過ごせ、開放感を感じながらもプライバシーは守られる。他よりも高く設計したリビングの天井は化粧梁をアクセントにしこちらも広々と感じる開放感が得られる。

広々としたLDKにある大きな窓から見える絶景がさらに広がりを演出。全体的にナチュラルで柔らかい印象のお部屋に、スイッチプレートやアクセント天井、照明やタイルなどでアクセントをつけることでシンプルながらもオシャレな空間に。どの部屋も大きな窓が付き、景色を生かした気持ちの良い空間にな　った。

奥様のお母さまの家を建て替え。大きな天窓のお陰でお天気の良くない日も屋根裏部屋から階段下まで光が落ちる明るい部屋に変身。キッチンは一ヶ所にしたが、Ⅱ型キッチンで回遊できるプランにして親子三代が行き交っても動きやすい。大家族のための工夫が詰まった明るく、動線の良い家に仲良し家族の笑い声が溢れる。

展望の良さと、三角の敷地を最大限有効活用したお家。展望の良い立地を生かし2階にリビングを設置。視界の広がりに加え風もよく通り、人の集まるリビングがより心地いい空間になる。リビングに繋がった大きなバルコニーはリビングの延長やペットの遊び場所として使え、使い方により広がりが生まれた。

豊かな川と街並みを見渡せる眺望を生かし2階にリビングを設置。桜の時期にはリビングの窓から目の前に咲く桜を楽しめる。リビングの片隅にはご主人様の趣味を楽しむ小さな入り口の小さなお部屋と少し離れて奥様が落ち着いて座れる造作デスクを配置。同じ空間を共有しながらもお互いに時間を邪魔しないほど良い距離感を実現した。