Facade
黒い外壁で全体を引き締めつつ、線と面で構成したシンプルなフォルム。
存在感のある家に親しみを与えたのは板張りのアクセントとバランスよく配置した植栽の緑。
3区画の分譲地の1つに建つシンプルな形の家。
プランを検討している段階では両サイドの土地の建築が始まっておらず、
お互いの家のボリューム感や外構計画は不明瞭だった。
建築士は近隣の様子や敷地の特徴・方角からこれから建築されるだろう隣家の計画を予想し、
土地を読み解きながらプランニングに入った。
大きく開いた南面以外は周囲をぐるりと住宅に囲まれ、
高低差もある土地だが建築士がデザインと暮らしやすさをバランスよく設計し豊かな暮らしを実現した。
Facade
黒い外壁で全体を引き締めつつ、線と面で構成したシンプルなフォルム。
存在感のある家に親しみを与えたのは板張りのアクセントとバランスよく配置した植栽の緑。
Dining/Living
すっきりとした奥行き感を感じる縦長のプラン。
広い壁面に鉄骨階段とテレビのブラックがアクセントになった。
テレビは壁掛にしたのでテレビボードなどの家具も置かず、
リビングを横切って階段へ行く動線上に不要な物がなく、余裕のある生活動線をつくっている。
ソファ背面のオープンの小上がり和室がリビングへ広がりをプラスしている
Kitchen
キッチンからは玄関・和室・リビング・ダイニングが一目で見渡せるプラン。折り下げ天井のクロスと合わせてコーディネートしたアクセントウォールと照明で落ち着いた雰囲気になった。
キッチン横のアーチ型の廊下はパントリーへ続き、パントリーを中心に玄関とLDKが繋がる回遊動線となった。
Stairs
2階南面の窓から明るい陽射しが鉄骨階段を通り抜けてリビングへと射しこむ。
Living
南向きの敷地は明るい陽射しがしっかりと入る土地。
一方、南にリビングを配置すると歩行者からの視線が懸念されるが、
今回の敷地は道路よりも一段高くプライバシーを保ちやすい特徴があり、リビングは一番明るい南面の道路側へ配置。
駐車場を挟んで道路からの視線を気にせずに過ごせるリビングになった。
リビング階段と吹き抜けからも2階の南面に設置した窓からリビングへ光が落ちる設計。
和室は折り上げ天井にロールカーテンを隠し、シーンによって個室にもできるデザイン。
明るさを優先したリビングとは反対に地窓で落ち着いた光を取り込む。
Dining/Kitchen
どこの場所からも家族と顔を合わせて会話ができるレイアウト。
家族がどこに座ってもTVが観えて、同じ空間で一体感を得られる。
Lighting Fixtures
照明計画は暮らしの中に豊かさを与えてくれる1つ。
空間を立体的に演出してくれ、幻想的な影をおとしてくれるアイテム。
「 心地よくつながる家」